副業の盛り上がり
2018年1月に働き方改革の一環で、モデル就業規則は改定されて副業推奨の流れが世の中に浸透し始めました。
あれから、月日がたち世界情勢を含めて日本の環境も大きく変化しました。
コロナウィルスよる世界的なパンデミック、戦争による物価高や原材料の高騰、老後の「2000万円」問題。
副業は推奨どころか、ますます活発になっています。
日本のフリーランス人口はアメリカと比べてまだまだ少ない状況ですが、今後、自由に働く人は多くなるでしょう。
2024年の春闘では昨年並みの実績が期待されていますが、中小企業ではその恩恵を感じられるのでしょうか?
働いて働いても給与は増えないし、組織のスリム化やAIの発達により今後も役職のポストは減り、昇進による給与アップの機会すら与えてもらえないのではないでしょうか?
そもそも、企業は現状の経営状態がよくないため内部留保をより強めています。
従って、今後も日本では不安を感じるサラリーマンが副業を始めたり、フリーランスの人口が増えていくことになります。
副業の種類
そこで、私たちが副業をする場合どんな種類があるのか知っておかなければなりません。
専門的な技術やスキルを持っている人には問題ありませんが、ほとんどの人が何をすればよいのかわからないはずです。
そこで、初心者が始めやすい副業を紹介したいと思います。
そもそも副業にはおおきく分けると2種類の型があります。
ストック型の副業とフロー型の副業です。
ストック型とは一度仕組みを作ってしまえば、働かなくても収益が入ってくるタイプの副業です。
それに対してフロー型の副業は自分が作業した分だけ収益が入るタイプです。
どちらが良いのか?
それはみなさんの環境、スキル、そして相性にもよると思いますが、オススメするのは断然ストック型の副業です。
では具体的にいくつか副業を紹介します。
デジタルコンテンツの販売(ストック型)
コストがほぼかからない点がメリットで、自分の経験をコンテンツとして販売することができます。
しかし、クオリティーが高くないと価格が安くなりがちです。
せどり(フロー型、ストック型にもできるが高難易度)
自分の不用品や商品を仕入れて販売する。
メルカリなどのプラットフォームで販売すればマーケティングによる集客は不要ですが、出品、梱包、発送作業は必要なため大変です。
また、商品がなくなれば収益は稼げなくなるので、常に商品の仕入れを意識しなければならません。
ブログアフィリエイト(ストック型)
ブログは稼げなくなったといわれますが、まだまだブログアフィリエイトで稼いでいる人は多く存在します。
ストック型副業の代表です。
ブログアフィリエイトは収益発生までの時間が長いため、挫折しやすい点があげられます。
プログラミング・動画編集(フロー型)
まったく知識のない状態から独学で始めるには難易度が高いので、有料のセミナーで数ケ月程学習をしてから、ココナラやクラウドワークスで仕事の依頼を待つ方が収益の発生までは時間が早いかもしれません。
この他にも様々は副業がありますが、個人のスキルや本業との関係もあるので、よく吟味して自分のペースで出来る副業を選ぶようにしましょう。
副業のお話は私のお気に入りである、超有名な両学長の本を読んで頂ければ間違いありません。
副業はバレない?
そもそも、副業をOKしてる会社では心おきなく副業をすればよいでしょう。
しかし、副業を禁止していたりグレイ(どちらかはっきりしない)な状態の会社もあります。
それでは副業に集中できません。
そこで、自己責任にはなりますが、副業がばれない方法をご紹介します。
副業は事業所得として自分で確定申告をします。
その時に住民税で「特別徴収」と「普通徴収」がありますが、普通徴収で確定申告をします。
特別徴収にしてしまうと、会社の給与から住民税が引かれるのでばれてしまう可能があります。
あとは、副業で儲かっていると、つい人に話をしたくなるのでそれが原因でばれたりします。
また、SNSで発信をしていて個人が特定されるケースもあります。
副業で身につけておきたいポイント
副業を始める場合、以下のポイントを身につけると副業がうまくいきます。
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費用がかからずに0円で始められるもの
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差別化できるもの
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徹底的に手間を省けるもの
これらの項目を無視してビジネスを始めてしまうと、失敗する可能が高くなります。
順番に確認してみましょう。
費用がかからずに0円で始められるもの
副業を始めてもすぐに収益が発生しません。
そんな状態で副業のための高額な道具をそろえたり、原価が高い商品を仕入れていれば資金繰りが苦しくなります。
例え貯金があったとしてもコストがかからないビジネスを選び、まずは収益を稼ぐ感覚を磨くことが大切です。
例:コンテンツビジネス、コーチング、不用品を販売する、余っている野菜を売る、ごみ同然の物をリメイクして販売するなど
差別化できる
どんなに素晴らしいビジネス案であっても、ライバルや競合が同様の機能やサービスを付随している製品を提供していれば売れません。
他の商品と徹底的に差別化する必要があります。
例:自分が経験した仕事のノウハウ、自分だけの悩み、不便に感じることや不平・不満など自分が感じたことを誰もやっていなければビジネス化する。得意とする趣味など。
徹底的に手間を省く
製品やコンテンツを作ったら、次に作る時には作業効率を上げる方法
や仕組みを構築していくことが大切です。
例:作業方法のフローチャート作成、ひな形の作成、同一製品を形を変えて販売する、チャネルを変えて同じコンテンツを販売する。
特にこの3点を意識しながら副業を始めることをおすすめします。
また、ビジネスは一点集中でやる人、数種類のビジネスを組みあわせる人がいます。
どちらが正解とは言えませんがポイントをのせておきます。
一点集中であれば、収益が発生した時点で同じやり方で類似製品を量産していくことです。
数種類のビジネスを組み合わせるのなら投資する金額を
1つのビジネスに集中させないように注意しましょう。
例100万円あったら、20万×5種類のようなイメージで投資して下さい。
初心者は何から始めればよい?
ブログはワードプレスを使えばWebの専門的な知識が身に付きます。
しかも、ブログアフィリエイトはストック型のビジネスのため一度お金が入る流れができあがれば、何もせずに収益を稼ぐことが可能です。
しかし、先程も言いましたがブログアフィリエイトは収益が発生するまでに時間がかかるので、挫折しやすい傾向があります。
挫折しないように自分が記事を書くときに、飽きないテーマを選ぶことが大切です。
次に電子書籍です。
ここ数年、個人で出版する人が増えたのでブルーオーシャンとは言えませんが、1冊出版して収益がすぐに発生する可能性があります。
まずは副業で稼ぐ感覚を体験したい人にはオススメです。
しかし、電子書籍は1冊書くだけでも多くの時間を費やします。
また、電子書籍は単価が安いので、それだけで仕事をしていくことはほぼ無理でしょう。
単価が安いので、ブランディングを意識して1つのテーマでたくさん本を書くことが良いと思われがちですが(そう勧めている人もいます)、(※1)私はHARMの法則に従って色々なジャンルの本を書くことをお勧めします。※1電子書籍を始めたばかりの初心者に対して
例えば、商品単価の安いスーパーではたくさんの種類の商品を扱って買い上げ点数を上げて売上を確保します。
売上=買い上げ点数×価格です。
電子書籍の価格はとにかく安いので買い上げ点数を伸ばしたり、Amazonの電子書籍で読まれたページ数変×約0.5円の収益が入るシステムを利用して収益を稼ぐ方法がメインになります。
HARMの法則に従い、健康、野望(出世)、人間関係、お金の4つジャンルから様々なテーマを考えて量産して下さい。
ある程度電子書籍が売れるようになったら、ブランディングを意識してジャンルとテーマを絞る戦略に変更していくことをオススメします。
副業の注意点
いくら副業をやりたいといって、本業で体を使っているのにアルバイトでも肉体労働をしていれば体を壊してしまいます。
また、いきなり投資に走り、大きなお金を失うことは絶対にしてはいけません。
このnoteでも説明したように、コストをかけずに小さく稼ぐところから始めることをおすすめしています。
まとめ
今の時代、副業を始めることは当たり前となっています。
しかし、収益化できるかと言えば全員が納得した金額を稼げている
わけではありません。
私は副業を始めるにあたり、0円で副業を始めるように勧めています。
しかし、副業を始めたいと思っているみなさんに唯一投資してもらいたいことがあります。
それは、「お金を稼ぐための方法」に投資することです。
ユーチュブで無料の動画を視聴して、学ぶこともできますが限界があります。
やはり、有償でノウハウを購入することが成功へのポイントであると確信しています。
私は自分の人生を振り返った時、良きメンターと出会い成長をしてきました。
スポーツ、受験、ビジネスなど。
メンターに物事の本質を教えてもらうことで成功までの道のりが短くなることはもちろんですが、成功の可能性もより一層高まります。
みなさんも最短、最速で成功したのであれば、収益を稼ぐ方法には投資を惜しまないようにして下さい。
ここまでnoteを読んで頂きありがとうございました。
ビジネスエンデバー あかぎ